新型FireTV Cube開封レビュー

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今回第3世代になったFireTV Cubeを購入してみました。

第2世代のFireTV Cubeを利用していたので、見送る予定だったのですが、
今回HDMI入力がついたことに興味を引かれたので購入に踏み切りました。

機能比較

Fire TV Cube(第3世代)Fire TV Cube(第2世代)Fire TV Stick 4K Max
プロセッサオクタコア (クアッドコア: 最大2.2GHz + クアッドコア: 最大2.0GHz)ヘキサコア(クアッドコア: 最大2.2GHz + デュアルコア: 最大1.9GHz)クアッドコア 1.8GHz MT8696
GPU800MHz800MHz750MHz
メモリ2GB2GB2GB
ストレージ
内蔵16 GB

内蔵16 GB

内蔵8 GB
音声認識本体内蔵マイク並びにリモコンのマイクによる音声認識に対応本体内蔵マイク並びにリモコンのマイクによる音声認識に対応音声認識リモコン
入力端子HDMI 2.1、USB‐A、イーサネットMicro USBポートなし
wifiMT7921LS. 802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6)対応802.11a/b/g/n/ac対応MT7921LS. 802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6)対応

スペックを比較してみるとスティックタイプのものより、CPU性能はかなり高いのはもちろんですが、前世代からも高効率のプロセッサが2つ増えているため、単純な処理性能以外にも省電力性能の向上が見込まれそうですね。

前世代は入力ポートもオプションの有線接続などのためにMicroUSBがあったのですが、
有線ポートは内蔵され、USBメモリなどをさせるUSBポート、HDMIの映像を入力できるHDMIポートが追加されています。

wifiも前世代はacまでの対応だったのがaxに対応してWi-Fi6対応となり対応環境を持っている方は通信状況が改善されそうですね。

開封

早速開封してみますと、

本体の他には、リモコン、電源ケーブル、リモコン用の電池2本、説明書が付属しておりました。

本体上面は、4つのボタンがあり、上下のボタンが本体スピーカーの音量ボタン、
右側がマイクのオフボタンで、左が、アレクサの起動などに利用するアクションボタンです。

本体上部

前世代の端子と比べると、オプションだったりした有線ポートが内蔵されていたり、USBポートが増えていたり、HDMI入力の端子など、入出力の端子は増えていますが、背面にしっかりと収まっていますね。

標準機能として、こちらのUSBポートに動画が入ったUSBメモリをさして、動画を再生する機能も追加されておりました。

本体の質感も、テカテカなプラスチックから、ファブリックな素材に変わっているので安っぽさが大分なくなっていますね。

付属リモコンは、Proリモコンではないが、販売されている第3世代のリモコンと比べて、チャンネル、設定、最近のアイテムのボタンが増えており少し便利になっていました。

付属リモコン

今回は、HDMIケーブルがセットで安かったので一緒に買いましたが、簡易な包装ですが、4K60P対応のしっかりしたケーブルでした。

セットのHDMIケーブル

HDMI入力

私が気になっていたHDMI入力機能、色々と試してみました。

HDMI入力については、

ホーム画面に切り替えメニューがあり、

元に戻るのはリモコンのホームボタンからワンボタンで戻すことができました。

ゲームモードの設定と、パススルーの設定があるようでした。

ゲームモードをOFFにしている状態ですと、少しラグがあり、アクションやFPSのゲームではきつそうな感じでした。

ゲームモードをONにすると、少しラグは改善されました。それでもラグは微かにラグはありますのでFPSをするのはやめておいた方が良いでしょう。

ApexやFortniteなど、FPSゲームをする際は、画質の向上はなくなりますが、パススルーの設定をすることで、ラグをなくし、そのままの映像を確認することができます。

Switchを繋いで、パススルーと、ゲームモードOFFにした高画質モードで比べてみますと、
画面が全体的に明るくなっており、明暗がはっきりとしてみやすい画面になっているように感じました。

まとめ

  • 性能はおそらく、省電力時の性能方面で強化されている
  • 前世代から、入出力ポートが変わっており、拡張性がUP
  • 外観の素材もファブリック素材になっておりGood
  • リモコンに追加されたボタンは細かい点ですが、設定ボタンや、最近のアイテムなどあると便利なもの
  • HDMI入力は劇的に変わる訳ではないですが、おまけ機能としては良いもの

といった感じで順当に前世代より良いものになっていました。
ただ、前世代を持っている人からすると買い換えるほどの変化なのかというと微妙です。

高効率コアのコア数が増えて、CPU性能は上がっていますが、第2世代でも十分な性能であり、
メモリも増えてはいませんので、大きな変化は感じにくいです。

HDMIの入力映像の処理も映像エンジンでの処理という訳ではありませんので、
ないよりはマシですが、映像エンジン積んだ機器でのアップコンバートなどと比べると劣っていますので、あくまでオマケ程度に考えるのが良いです。

そのため、新しく買うなら新型の方が良いが、現状満足しているのであれば、HDMI入力機能がどうしても使いたい場合以外は特に買い替えなくても良いかなと感じました。

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