Pixel Buds Pro　実機レビュー

Googleが7月末に新しいワイヤレスイヤホンを発売しましたので、しばらく使ってみた感想を書いていきたいと思います。

スペック

音質

初試聴でもはっきりわかるほどに低音が強めとなっており、他のワイヤレスイヤホンと比べても低音がズンズン鳴ってくれます。

何度か試聴を繰り返して聴いて、高音などの解像感はあるが、分離感が少し弱いかなといった印象を受けました。

装着感

サイズがとても小さいため、重量も軽くつけている感覚がだいぶ薄いです。

なのでカジュアルに、家で使ったりする分には良さそうです。

しっかりとはまっている時は良いのですが、小さい分少しずれるとひっかかりが薄いように感じますので、運動用には利用しない方が良いかなと感じました。

外音取り込み

外音取り込み機能はかなり良く、つけたままでも会話できそうなレベルになっておりました。

AirPods Proに比べると、劣ってしまいますが、jabra 85tに近いレベル、少しだけ下のレベルで音の取り込みができており、かなり実用レベルでした。

ノイズキャンセリング

ノイズキャンセリング機能ですが、

初めて使って思ったのは自然なノイキャンだなという印象でした。

AirPodsなどのような強いノイキャンだと耳が詰まる感じがほとんどありませんでした。

それでも、ハイブリットタイプのノイズキャンセリングなだけあってしっかりと騒音が消されます。

電車などで使ってみると、ノイズが取り払われた静かな空間ではあるのですが、低減された状態で周りの声や、ドアの開閉音など貫通してくる音が聞こえてきますので完全に遮断したい時には向かないと感じました。

低減はされますが、声などもある程度貫通してきますので、私が持っている中では、jabra Elite 7 proの方向性に近いキャンセルのされ方かなと感じました。

イヤーピース

軸が太く、交換するイヤーピースはかなり選ぶ感じがありました。

また、入ったとして、ケースの締まりの問題で使えないものなどもあります。

手元で交換に利用できたのはSednaEarfit CRYSTALがつけるのは大変でしたが、ギリギリつけることができました。
ケースも一応しまって利用することはできたのですが、
ケースの蓋が少しだけ浮いている感じがありました。

SednaEarfit XELASTECのTWS用は少し手間取りましたが比較的楽に着けられました。
少しケースに干渉している感じはありますが、蓋も問題なく閉めることができました。

SednaEarfitLight　Shortは取り付けが難しく断念しました。

Symbio Eartips Wは簡単につけられましたが、ケースが閉まりませんでした。

付加機能

• Fast Pairに対応しており、Androidで利用する場合は、開けてすぐに接続ボタンがスマートフォンに表示されますので、とても使いやすいです。
• アプリがAndroidでしか見当たりませんでしたので、使いこなすためには、Androidである必要がありそうです。
• 近接センサーがあるので、イヤホンを外した時に自動で停止などが可能です
• イヤホンは親機の縛りはありませんので、片耳イヤホンが右でも左でも可能です。
• ボリュームEQ機能はガッツリとバスブーストのように変化するのではなく、ほのかに変わっていく感じでした。

総評

色も多く、好きな色が選べるのが良い。

基本的機能は網羅しており、再生時間もたっぷりあるので、ノイキャンにこだわりがなく、フィットネス用途以外であれば、
Androidユーザーなら気軽な付け心地に候補にあげて欲しい。

また、低音好きの人にも試していただきたい1台かなと思います。

iPhoneやPCしか使用されない場合は、イヤホンとして利用はできますが、
アプリなどがないので、今のところおすすめはしないです。