現在Bluetoothでワイヤレスに音楽を聴くために、
完全ワイヤレスイヤホンや、Bluetoothレシーバーなどいくつかの種類がありますが、
どのタイプを選ぶべきか分からないという人のために
それぞれにメリット、デメリットをまとめてみました。
完全ワイヤレスイヤホン
現在の主流で、イヤホン部分のみで利用ができるタイプ
仕組み上、アクティブノイズキャンセリングを利用できる唯一のタイプですが、
イヤホン部分に機能を全て詰め込んでいるために、音質や、再生時間には限界があります。
防水機能を備えたタイプが多く、イヤホン部分のみで軽いのも特徴
対応コーデックはSBC,AAC対応までのものが多い。
例:Sony WF-1000XM4, Jabra elite 85t
Bluetoothレシーバ
レシーバにイヤホンを繋いで利用するタイプ
サイズが大きくなり持ち運びの手軽さは低くなりますが、バッテリーやチップの実装サイズに余裕ができ、音質や再生時間に優位性があります。
また、USB DAC機能を搭載しているものがほとんどのため、スマートフォンやPCとの有線接続での利用も可能です。
利用できるイヤホンもレシーバが対応している端子にさせるイヤホンであれば、なんでも挿せますのでほとんどのイヤホン、ヘッドホンで利用することが可能です。
レシーバにケーブルを接続する必要がありますのでケーブルの煩わしさは残ります。
防水機能を搭載しているものは、ほぼ無いかと思われます。
対応コーデックはSBC,AAC,aptX,LDAC,aptX HDなど様々なコーデックに対応している場合が多いです。
例:SHANLING UP5, Fiio BTR5
ネックバンド型レシーバ
リケーブル対応のイヤホンのケーブル部分をネックバンド型のレシーバとするタイプ
ネックバンドタイプのため、完全ワイヤレスタイプに比べてサイズに余裕ができるので、
音質やバッテリー持ちに優位性があります。
USB DAC機能を搭載しているものもあるため、有線接続可能なタイプも存在します。
ネックバンド部分のケーブルは存在しますが、首から下に垂れ下がるようなケーブルは無くなりますので、ケーブルの煩わしさも軽減されます。
対応コーデックはSBC,AAC,aptXに対応しているものが多く、aptX HDやLDACに対応しているものも存在します。
防水機能は完全ワイヤレスタイプには及びませんが搭載しているものも、存在します。
利用できるイヤホンはリケーブルができるイヤホンかつ、レシーバが対応している形状のコネクタですので、利用できるイヤホンは限られます。
例:SHANLING MW200,JPRiDE BTR-1
耳掛け型レシーバ
リケーブル対応のイヤホンのケーブル部分を耳掛け型のレシーバとするタイプ
耳掛け型のレシーバのため、ケーブルの煩わしさが無いです。
完全ワイヤレスにくらべてサイズに余裕ができますので、多少音質やバッテリー持ちに優位性が期待できます。
ほぼ完全ワイヤレスとして利用できますので、持ち運びも手軽です。
防水機能は完全ワイヤレスタイプには及びませんが搭載しているものも、多く存在します。
利用できるイヤホンはリケーブルができるイヤホンかつ、レシーバが対応している形状のコネクタですので、利用できるイヤホンは限られます。
対応コーデックはSBC,AAC,aptX対応までのものが多いです。
例:SHURE RMCE-TW2,iBasso CF01,Fiio UTWS1
まとめ
利用の手軽さやノイズキャンセリングの機能を求めるのであれば完全ワイヤレスイヤホン1択ですね。
とにかく音がよくなるものをという場合はBluetoothレシーバ+イヤホンがいいですね。
ケーブルの煩わしさを減らしつつ、手持ちのイヤホンで音質も良くしたい場合はネックバンド型のレシーバを利用しましょう。
ノイズキャンセリングは使えなくていいから、自分のイヤホンで完全ワイヤレスを楽しみたい時は、耳掛け型レシーバにしましょう。
遅延を少なくゲームもしたい時はBluetoothレシーバや、ネックバンド型のレシーバを利用すると有線接続も可能になるものもありますので良いかと思います。
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